エラー111はふろ点火ミスというエラーになります。
このエラーは燃焼しようとしているのに火が点かない、火が点いているのに検知できないことによって起こるエラーになります。
原因は多岐に渡り、ガス関係の部品の不具合、着火装置のイグナイターの不具合、火を検知しているフレームロッドの不具合などが挙げられます。
エラー111が出たら、まずはガスの供給を確認しましょう。
コンロが点かなければガスが供給されていないため、ガスメーターを確認してください。
ガスメーターが赤く点滅していたらガスを遮断しているため、復旧作業を行ってください。
コンロが点くようであれば、給湯器の不具合の可能性が高いので修理が必要になります。
修理する部品は基盤、ガス電磁弁、マニホールド、イグナイター、フレームロッドなどがあげられます。
給湯器内部で水漏れが起きていた場合はほとんどの部品の交換が必要になることがあります。
修理金額はおおよそ10000円~35000円くらいかかることが多いです。
水漏れをしていた場合はさらに多くの金額になる場合があります。
機器の年数が古ければ古いほど修理する部品の数も多くなります。
機器の対応年数は8~10年といわれています。
また、部品自体も10年~15年で生産を終了してしまうため、10年くらい使用している機器になると故障した箇所を修理しても、他の不具合が出た時には部品の供給がないため、修理ができないリスクがあります。
目安としては8年未満であれば修理、それ以上であれば修理金額と相談して買い替えを検討することがいいと思います。
不具合が出たら、まずはメーカーに連絡しておおよその修理金額を確認しましょう。
機器の年数と修理金額を調べた上で、修理と買い替えのどちらにするか決めてみてください。
機器の使用年数がわからない方は、型式の書いてあるラベルを見てみましょう。
型式の下に
◯◯.◯◯ー◯◯◯◯◯◯
といった数字が記載されています。この最初の4つの数字が給湯器が製造された年月を表しています。
例えば
10.02ー000001
であれば、2010年2月に製造されたということになりますので参考にしてみてください。
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