エラー502は『湯張りエラー』になります。
このエラーは自動湯張りをしようとしているのにお湯が出ないことによって発生します。
まずは湯張りの仕組みとして、
普段は浴槽内の循環口からお湯が出ないように給湯器内で湯張水コンという弁が閉まっている状態です。
リモコンの自動ボタンを押すと弁が開いて湯張りが始まります。
エラー502は、この弁が開かないことによって起こるエラーになります。
原因は湯張水コン、基盤、ハーネスの不具合が挙げられます。
このエラーが出てしまうと自分で対応することができないため、基本的には修理が必要になってしまいます。
修理金額はおおよそ15000円~40000円くらいかかることが多いです。
機器の年数が古ければ古いほど修理する部品の数も多くなります。
機器の対応年数は8~10年といわれています。
また、部品自体も10年~15年で生産を終了してしまうため、10年くらい使用している機器になると故障した箇所を修理しても、他の不具合が出た時には部品の供給がないため、修理ができないリスクがあります。
目安としては8年未満であれば修理、それ以上であれば修理金額と相談して買い替えを検討することがいいと思います。
不具合が出たら、まずはメーカーに連絡しておおよその修理金額を確認しましょう。
機器の年数と修理金額を調べた上で、修理と買い替えのどちらにするか決めてみてください。
機器の使用年数がわからない方は、型式の書いてあるラベルを見てみましょう。
型式の下に
◯◯.◯◯ー◯◯◯◯◯◯
といった数字が記載されています。この最初の4つの数字が給湯器が製造された年月を表しています。
例えば
10.02ー000001
であれば、2010年2月に製造されたということになりますので参考にしてみてください。
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