給湯器 エラー610

給湯器

エラー610は燃焼ファン回転エラーというエラーになります。

ファンの軸が錆びてしまっていたり、基盤からの信号に不具合が生じてファンの回転数が基準値の範囲外になってしまっている状態のことです。

このエラーが出てしまうと蛇口やシャワーからお湯が出なくなってしまい、お湯を出そうとするたびにエラー610がリモコンに点滅して表示されてしまいます。

このタイプの給湯器が家裏などの土の上に置かれている場合に多く出る症状になります。

雨などで土が水分を多く含んだり、湿気がたまっていたりすることで起こりやすくなります。

なので、梅雨の時期などに症状が出やすくなるという特徴があります。

エラー610が出てしまった場合は修理しない限り、症状が改善することはほとんどありません。

修理する部品は基盤、ファンモーターなどがあげられます。

修理金額はおおよそ15000円~35000円くらいかかることが多いです。

機器の年数が古ければ古いほど修理する部品の数も多くなります。

機器の対応年数は8~10年といわれています。

また、部品自体も10年~15年で生産を終了してしまうため、10年くらい使用している機器になると故障した箇所を修理しても、他の不具合が出た時には部品の供給がないため、修理ができないリスクがあります。

目安としては8年未満であれば修理、それ以上であれば修理金額と相談して買い替えを検討することがいいと思います。

不具合が出たら、まずはメーカーに連絡しておおよその修理金額を確認しましょう。

機器の年数と修理金額を調べた上で、修理と買い替えのどちらにするか決めてみてください。

機器の使用年数がわからない方は、型式の書いてあるラベルを見てみましょう。

型式の下に

◯◯.◯◯ー◯◯◯◯◯◯

といった数字が記載されています。この最初の4つの数字が給湯器が製造された年月を表しています。

例えば

10.02ー000001

であれば、2010年2月に製造されたということになりますので参考にしてみてください。

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