エラー722はふろ疑似炎検知というエラーになります。
簡単に説明すると給湯器がお湯を出してないのに燃焼していると勘違いしてしまっている状態のことです。
このエラーが出てしまうと蛇口やシャワーからお湯が出なくなってしまい、お湯を出そうとするたびにエラー722がリモコンに点滅して表示されてしまいます。
エラー722の特徴として、湿気により電気回路に不具合が生じてしまうため、雨が降った後に出やすくなります。
なので、雨が降った直後はお湯が使えないが、晴れて湿気が乾いたらまた使えるようになることが多くあります。
ただし、根本的な原因としては部品自体が劣化していることにより起きる症状なので、『晴れてお湯が出るようになったからこのままでいっか』ではなく修理が必要になります。
修理する部品は基盤、マニホールド、ハーネス、フレームロッドなどがあげられます。
修理金額はおおよそ25000円~40000円くらいかかることが多いです。
機器の年数が古ければ古いほど修理する部品の数も多くなります。
機器の対応年数は8~10年といわれています。
また、部品自体も10年~15年で生産を終了してしまうため、10年くらい使用している機器になると故障した箇所を修理しても、他の不具合が出た時には部品の供給がないため、修理ができないリスクがあります。
目安としては8年未満であれば修理、それ以上であれば修理金額と相談して買い替えを検討することがいいと思います。
不具合が出たら、まずはメーカーに連絡しておおよその修理金額を確認しましょう。
機器の年数と修理金額を調べた上で、修理と買い替えのどちらにするか決めてみてください。
機器の使用年数がわからない方は、型式の書いてあるラベルを見てみましょう。
型式の下に
◯◯.◯◯ー◯◯◯◯◯◯
といった数字が記載されています。この最初の4つの数字が給湯器が製造された年月を表しています。
例えば
10.02ー000001
であれば、2010年2月に製造されたということになりますので参考にしてみてください。
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