エラー140は温度ヒューズ、ハイリミットスイッチの異常のエラーになります。
これらの部品はお湯を作る熱交換器という場所が異常加熱していないかを確認している安全センサーになります。
エラー140が出てしまっているということは、熱交換器がなんらかの原因で詰まってしまっているために異常加熱してしまっている可能性が高いです。
井戸水を使用しているご家庭でよくみられる不具合になります。
エラー140が出るパターンとして、
①、常にエラー140が表示されている
②、最初はお湯が出ているが、しばらく使用しているとエラー140が表示される
この2パターンがあります。
どちらの場合も修理しない限り、症状が改善することはほとんどありません。
修理する部品は熱交換器、温度ヒューズ、ハイリミットスイッチ等になります。
修理金額はおおよそ25000円~50000円くらいかかることが多いです。
機器の年数が古ければ古いほど修理する部品の数も多くなります。
機器の対応年数は8~10年といわれています。
また、部品自体も10年~15年で生産を終了してしまうため、10年くらい使用している機器になると故障した箇所を修理しても、他の不具合が出た時には部品の供給がないため、修理ができないリスクがあります。
目安としては8年未満であれば修理、それ以上であれば修理金額と相談して買い替えを検討することがいいと思います。
不具合が出たら、まずはメーカーに連絡しておおよその修理金額を確認しましょう。
機器の年数と修理金額を調べた上で、修理と買い替えのどちらにするか決めてみてください。
機器の使用年数がわからない方は、型式の書いてあるラベルを見てみましょう。
型式の下に
◯◯.◯◯ー◯◯◯◯◯◯
といった数字が記載されています。この最初の4つの数字が給湯器が製造された年月を表しています。
例えば
10.02ー000001
であれば、2010年2月に製造されたということになりますので参考にしてみてください。
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