給湯器の修理費用ってどれくらいするの?
修理と交換、どっちの方がいいのかしら?
これまでに10000台以上の修理、交換をしてきましたがかなり多くのお客様から言われてきた質問です。
様々な現場を経験していく中でほとんどのお客様に共通する考えがあることに気づきました。
それは「損をしたくない!」です。
- 「修理してもまた壊れたらどうしよう、、、」
- 「ネットで安く交換してくれるところを見つけたけどホントに大丈夫かな、、、」
このような不安をみなさんも感じると思います。
この記事では
- 損をしないたった1つのポイント
- 10年以上使っている給湯器を修理するリスクとは?
- 給湯器を交換する時にはずせないたった2つの条件
をお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には
- 「今使ってる給湯器だったら今回は修理にしよう!」
- 「ここの業者に交換をお願いすれば今後何があっても安心だな!」
と修理と交換のどちらにすれば損はしないかを判断できるようになります。
損をしないためのたった1つのポイント
修理をするにしても交換をするにしても注目するべきポイントは
給湯器を10年以上使っているかいないか
です。
それだけ?
って思う人も多いと思いますがこれがすごく大事なことなんです。
実際に私が仕事をしていると修理と交換のどちらがいいかと質問されるんですが
給湯器を10年以上使っているから交換した方がいいですよ!
このように伝えるとたいていの人は
「やっぱりそうだよね!」
と返ってきます。
みなさんもなんとなく10年が1つの区切りであることは知っていると思います。
ではなぜ給湯器を10年以上使うと修理をしない方がいいのでしょうか?
10年以上使っている給湯器を修理するリスクとは?
いろいろな部品が壊れてしまう
給湯器が壊れやすくなる時期は8年~10年といわれています。
給湯器の1年は人間でいうと10年の年の取り方と同じです。
人間も年を取ってくると
- 肩が痛い
- 腰が痛い
- 膝が痛い
などの症状が出てくると思いますが、給湯器も同じです。
10年を過ぎると1か所修理してもほかの部品が壊れる可能性が高くなります。
そうなると修理費用がどんどん増えてしまい、トータルで新しい給湯器に交換できる金額にまで膨れ上がってしまう可能性があります。
給湯器の使用年数を確認して10年以内なら修理をする選択肢も考えてみてください。
例えば
製造番号:12.05ー○○○○○○
なら2012年5月に製造されたってことだよ!
修理費用が高額になりやすい
給湯器を10年以上使っていて壊れてしまった場合、交換する部品が多くなる傾向にあります。
原因は2つあって
- 単純に壊れている部品が多い
- 修理業者のクレーム予防
になります。
壊れている部品が多いのはなんとなくわかると思いますが、修理業者のクレーム予防とはいったいなんでしょうか?
修理業者のクレーム予防とは?
給湯器を修理した後にまた違う部品が原因で壊れてしまった場合を考えてみてください。
修理をしたのにまた給湯器が壊れてしまった場合、多くの人たちは
修理したのになんでまた壊れるんだ!!
となってしまいます。
その時に修理業者が
「前回とは違う部品が壊れてしまっているので、、、」
と説明しても納得しない人がいるんです。
こうなってしまうとクレームにつながってしまうため、修理業者もあらかじめ多くの部品を交換してクレームにならないようにしています。
なので給湯器を10年以上使っていると修理費用が高額になりやすくなってしまいます。
- 修理をしてもほかの部品が壊れる可能性が高い
- 修理業者のクレーム予防も修理費用が高くなる原因
修理をする場合は?
リスクがあることを理解したうえで修理をする際はリンナイお客様センターに連絡してみて下さい。
エラーコードが出ている場合はおおよその修理費用を下記の記事にまとめてあるので参考にしてみてください。
給湯器を交換する時にはずせないたった2つの条件
価格
給湯器の価格は購入するところによって大きく差があります。
みなさんが購入するとしたら
- 店舗
- チラシ
- ネット
の3つが身近な購入場所ではないでしょうか?
店舗
イオンやヤマダ電機などの量販店のことです。
店舗を持っていること、人件費などが給湯器に加算されるので3つの中では1番費用が多くかかってしまう可能性が高いです。
ネット
インターネットで集立ち位置にので給湯器に加算される費用がほとんどなく、3つの中では1番費用を抑えられる可能性が高いです。
チラシ
店舗とネットの間の立ち位置にになります。
給湯器にかかる費用も店舗とネットの中間くらいになることが多いです。
保障年数
私は価格以上に保障の年数がどのくらいあるのかが重要だと考えています。
なぜなら、初期費用を抑えても給湯器も機械なのでいつかは壊れてしまいます。
壊れた時に保障がないと修理費用を全額負担しなければいけなくなります。
10年使用するとして、仮に2回修理した場合、数万円の費用が余分にかかってしまいますよね。
繰り返しになりますが給湯器は8~10年が故障しやすい時期になります。
メーカー保証は長くても3年しかないため、残りの年数は購入した業者の保証で補うことが必要になります。
初期費用を抑えるだけでなく、10年間保証をしてくれる業者を選ぶことが大切です。
10年のサイクルで給湯器を交換していけば修理費用にお金をかけずに済みます。
- 初期費用を抑えるならネットで購入がオススメ!
- 10年間保証をしてくれる業者を選ぶべき!
ネットで探すのがオススメ!
結論、給湯器を交換する際のオススメは
10年間保証をしてくれる業者をネットで探す
になります。
ただ、ネットの業者をオススメしても
ネットの業者って“なんとなく”怖いな、、、
と思う人が多いと思います。
修理で伺うとお客様からもこのような声をよく聞きます。
では、この“なんとなく”とはどんな不安なんでしょうか?
なぜ不安に感じるのか?
私が感じたことは
- 変な給湯器を取り付けられるんじゃないか?
- ちゃんと交換してくれるのかな?
- どんな人がくるんだろう?
と、直接会えずに信頼を築けていないところからくる不安を持っている人がほとんどでした。
給湯器はどの業者にお願いしても変わらない?
給湯器はどの業者に依頼しても差はありません。
業者は給湯器を発注しているだけですので用意しているのはリンナイになります。
リンナイが
「この業者にはお世話になっているからいいものを渡そう」
「この業者は好きじゃないからこの給湯器でいいや」
とすることはありません。
リンナイが業者に渡す給湯器はすべて工場で動作確認を行ったうえで発送しているため、給湯器自体に善し悪しが出ることはないと思ってもらって大丈夫です。
変な工事をされない?
給湯器の交換工事の技術に関して言えば正直なところ、差はあります。
私のところにくる修理依頼の中には、間違った工事をしているために給湯器が使えないという内容のものもありました。
ただ、これは稀なケースです。
仮に間違った工事をされてしまっても、リンナイの修理業者が使える状態まで修正することができます。
ほとんどのケースでは、給湯器を交換した業者がリンナイに連絡をして修理の依頼をしてきますので、みなさんに追加の費用が掛かることはありません。
給湯器を交換した業者の対応が悪く、なかなか改善しない場合はみなさんが直接リンナイに連絡しても大丈夫です。
リンナイが業者と直接打ち合わせをすることもできます。
その際の費用もすべて給湯器を交換した業者に請求することになるので、みなさんに追加の費用が発生することはありません。
ただ、給湯器の交換をした業者の情報は聞かれますので、業者の名前や連絡先などの情報は準備しておいてください。
- 悪い業者に当たってしまってもリンナイがなんとかしてくれる
- 業者の情報は準備しておく
設置状況によって費用は変わる?
給湯器を交換する費用はネットやチラシをみると簡単に調べることができます。
しかし、この書いてある費用のほとんどは
- 給湯器本体の金額
- リモコンの金額
- 工事費用
の合計金額になります。
しかし、給湯器の設置の仕方は様々になります。
給湯器の配管を隠す「配管カバー」が必要だったり、排気の方向を変える「排気カバー」など、追加で部材が必要になることも多々あります。
記載されている費用でおさまるのか、追加の部材が必要になるのかは見積もりをとってみないと正直わかりません。
ほとんどの業者は見積もりを無料でしてくれますので、まずは相談してみてください。
見積もり金額が予算に合わなければ契約しなければいいだけですので損をすることはありません。
以下に10年間保証をしてくれて見積もりを無料でしてくれる業者のホームページを貼っておきますのでぜひ参考にしてみてください。
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