症状
自動ボタンを押してお湯張りをすると設定の湯量で止まらないでお湯が溢れてしまっていました。
リモコンの設定等を変更していないとのことでしたが毎回溢れてしまうとのことでした。
原因
この現場は浴室をリフォームしてから溢れるようになっていました。
給湯器は取り付けた最初に試運転をすることにより浴槽の大きさを測って記憶しています。
リフォームによって浴槽も変わってしまっていたので給湯器が正確に溜まっているお湯の量を測れなくなってしまっていました。
対処方法
記憶されている前の浴槽の大きさを消去して新しい浴槽の大きさを記憶させました。
給湯器自体は壊れていませんでしたので正確に記憶させることによって浴槽から溢れる症状は改善されました。
金額
おおよそ6000円程度。
機器の年数が古ければ古いほど修理する部品の数も多くなります。
機器の対応年数は8~10年といわれています。
また、部品自体も10年~15年で生産を終了してしまうため、10年くらい使用している機器になると故障した箇所を修理しても、他の不具合が出た時には部品の供給がないため、修理ができないリスクがあります。
目安としては8年未満であれば修理、それ以上であれば修理金額と相談して買い替えを検討することがいいと思います。
機器の年数と修理金額を調べた上で、修理と買い替えのどちらにするか決めてみてください。
機器の使用年数がわからない方は、型式の書いてあるラベルを見てみましょう。
型式の下に
◯◯.◯◯ー◯◯◯◯◯◯
といった数字が記載されています。この最初の4つの数字が給湯器が製造された年月を表しています。
例えば
10.02ー000001
であれば、2010年2月に製造されたということになりますので参考にしてみてください。
修理連絡先
リンナイ お客様センター
0120-054-321
24時間365日対応
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